恋するトランスクライバー
恋するトランスクライバー
わがオフィスに新戦力が来た!
取材も司会もこなすコピーライターと自称するボクが日頃頼りにしているのが「トランスクライバー」という機械。取材時に録音してきた音声をテキストに起こす際、足もとのフットペダルを使って再生/巻き戻し/早送りできるので、非常に効率が良いのだ。
これまではテープ起こし専用のものを使ってきた。ソニー製のBI-85Tという機械を2台所有し、たとえ壊れても急場をしのげるようにしてきた。ところが最近、2台とも故障するという事態になり、あわててソニーの修理窓口に持ち込んだところ、定額修理で1台につき1万4千円(消費税別)かかるというのだ。この機種は現在も6万数千円で販売中で、修理をやめて新調しようかとも考えた。
だが、まず従来のやり方を見直すことにした。
取材にはICレコーダーを同時に2台使っている。1台が不調でも、もう1台が録音しているから安心だ。これは今後も有効な方法だろう。
音声をテキストに起こす準備として、ICレコーダーの音声ファイルをテープにダビングする。ICレコーダーは高音質のステレオ録音であるが、BI-85Tはモノラルの片チャンネル再生しかできないので、ダビング時にはわざわざステレオからモノラルへ変換している。その過程で音質も低下してしまう。これはBI-85Tを使い続ける限り改善されない。
そこで「トランスクライバー」「ICレコーダー」「フットペダル」の3語でネット検索したら解決策が見つかった。
現在も使用中のオリンパス製ICレコーダーDS-50の音声ファイルに対応した管理用ソフトウェアDSS Playerとフットペダルを合わせて約1万円。アマゾン価格である。
今日、届いたので、さっそく使ってみた。もともと高音質で録音された音声ファイルをそのまま再生しているので、当然ながら音質は素晴らしい。再生ペダルから足を離すと自動的に1秒巻き戻す設定にする。デジタルゆえの正確さでピシッと決まり気持ちが良い。
これでもうBI-85Tとは、おさらばだ。
いよいよ、わがオフィスのみならず、わが家からソニー製品が、ほぼ一掃されるのだ。
愛するソニー製CDプレーヤーを部品供給のストップで失って以来、実はソニー製品への信頼も愛着もなくしていた。高校、大学とお世話になったオープンリールやカセットのテープレコーダー(デンスケという愛称だった)、最初のアルバイトの給料で買ったダイレクトドライブのレコードプレーヤー(これは今も現役だ)、そして新婚時代にはダイキャスト製のウオークマンとインナーイヤヘッドフォン(ヌードという愛称だった)、バブル時代にダイナミックオーディオで見つけた超重量級のCDプレーヤー(これが部品供給停止に)、取材用のポータブルテレコや録再MDプレーヤーも徹底してソニー製にこだわってきた。仕事場のポータブルテレビは1997年製のKV-01PR1を今も使っている。これだけは故障知らずだが...。
もうこれくらいにしよう。さよならソニー。
2010年3月30日火曜日