恋するコピーライター
カンノシュンイチロウ
恋するコピーライター
カンノシュンイチロウ
社名は変えられない、でもキャッチフレーズは変えられる
2014年11月26日
http://www.kannos.jp/kannos/blog/blog.html
会うたびに
新しいキャッチフレーズで、
お客さまに驚きを
2014年12月7日
最近、わたしがつかっている名刺は、ネット専業の印刷屋さんに格安で印刷してもらったものです。名刺のデザインは知り合いのグラフィックデザイナーさんにお願いしました。わたしの希望は、文字をできるだけ大きく読みやすく、でも圧迫感があるのはいやという、ちょっとわがままなものでした。提案された名刺デザインからわたしが選んだものは、縦長の紙の下半分に必要な情報が記載され、上半分は空白になっているものです。
以前からわたしの名刺には肩書きがありません。企業の宣伝部を経て広告プロダクションでコピーライターとして働き始めた当初は肩書きを入れていたのですが、フリーになってから仕事の内容が広がり、あるときはプランナーになったり、インタビュアーの立場でお客さまにお会いしたり、テクニカルライターと紹介されることなども増えました。肩書きが入っていては、ちょっとイメージを混乱させてしまう気がして、名刺から肩書きをはずしてしまいました。
先日、いつもお世話になっている農業体験農園の先生に、新しい名刺をお渡ししました。空白の部分に青インクの万年筆で、恋する野菜!というキャッチフレーズを書き添えて。先生は開口一番「いいですね!すごく新鮮」と驚いていました。肩書きのかわりに、相手のお客さまに対してキャッチフレーズになるような一言が添えられていたら、きっと話も弾む。先生も、こんな名刺をつくってみたいと思ったそうです。
(つづく)
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