あ!東芝広告シリーズ

 
 

1990年以降、ITに強いコピーライターという武器を掲げて仕事の幅を広げていった私。2000年には、ITに限らずさまざまなテクノロジー系の知識を薄く広く身につけながら、企業広告の領域にもプランナーとして関わるようになっていきました。そうした仕事の流れの中で出会ったのが、この「あ!東芝」というレポート形式の企業広告シリーズです。誰に、何を、いかに訴求するかというプランニングから、東芝の技術者などへの取材、対談のシナリオづくり、そして対談の司会進行、それらから導き出された事実を総合してコピーライティング、さらにビジュアルのアイデア検討も含めたディレクターとしての役割まで果たすことができて、実にエキサイティングでした。


取り上げたテーマは25本。放送局のCMバンクから、汚泥処理技術、新聞社の編集システム、野球場のPOSシステム、乳がん検診マンモグラフィ、大学の授業システム、超高層ビルの 超高速エレベーター、空港の照明設備、燃料電池システム、航空会社の案内システム、鉄道会社のカードシステム、トラックのハイブリッドシステム、車載用の液晶ディスプレイ、住宅用の情報管理システム、児童の安全を守るセキュリティシステム、排水処理システム、商業施設の管理システム、家庭用燃料電池、乗用車のLEDライト、新幹線の揺れ防止システム、飛行機の整備用システム、高速道路のETCシステム、病院のCTスキャン、携帯電話のカメラモジュールまで、多岐にわたりました。東芝という巨大企業の奥深さを知るには、まだまだ道半ばというところでしたが...。


2004〜2008年まで全25回。東芝という企業の奥深さを知るレポート広告。